お知らせ 詳細
福島会団との交流事業
Date : 2012.10.13
平成24年9月22日(土)、伊丹空港6時45分に誰一人として遅参することなく集合した越井会長はじめ、川合・瓦野・久々山・山本・田中・山口(哲)・奥田・藤本・山川の大青協メンバーが一路福島空港を目指して旅立ちました。約1時間のフライトにて福島空港に降り立った一行はレンタカーに分乗して第一目的地の「いわき材加工センター」に移動しました。移動途中この日は祭日にもかかわらず先入観もあったかもしれないのですが、なにか静けさか漂っていた感じがしたのは私だけだったでしょうか。そうこうしている内に「いわき材加工センター」に到着しました。そこには仕事の都合上前乗りしていた清水・山口(知)の大青協メンバーが合流し、福島県木材青壮年協会の大平会団長はじめ7名の福島会団メンバーの出迎えを受けました。名刺交換もそこそこに、さっそく加工センターの概略説明のあと工場見学をさせて頂きました。やはり放射性物質の影響はあり、特に基準値の約10分の1程度のバーク(樹皮)の処理にさえ頭を抱えておられました。しかしながら木の表面には放射性物質が付着している可能性は高いが、一皮剥けば汚染されていないので、製材された「いわき材加工センター」から出荷される材については全て厳しい自主検査を行い徹底管理のもと安全な材を出荷していると説明を受けました。また最新のJAS認定検査機械を見せて頂き、また実際に実践して頂きました。
そろそろお腹も空きだした頃に福島木青OBである清野木材㈱の清野社長が経営されている「田人味 おやじがんこそば」に移動して昼食を頂きました。腰のしっかりしたおいしいお蕎麦と名物のカニピラフに舌鼓をうち、腹ごしらえが整ったところで次の目的地の森林見学に向かいました。森林現場に到着後、遠野興産㈱の社長さんから間伐状況の説明を受け、その後遠野興産リサイクルプラントのバイオマス工場を見学させて頂きました。ここでも放射性物質の影響は甚大で、行き先の見つからないバークの山が出来上がっておりました。次に福島会団メンバーに案内して頂いたのは地震・津波によって被災し廃業に追い込まれた「常盤林業」さんの跡地でした。海岸のすぐそばにあった会社は周辺の集落と共に基礎を残して跡形もなく、場所は違いますが以前震災直後テレビで見た映像そのままが1年半たった現在、そのままの状態で放置されている現実を目の当たりに見た大青協メンバーは言葉が出ませんでした。現政府への苛立ちと、そして木青連の仲間として、いや同じ日本人として何かお役に立てることが出来ないか各メンバーの胸に沸々と込み上げてきました。
この日の最後の見学場所の木造仮設住宅建築現場にお邪魔し、仮設とは言え少し長い期間使って頂こうと木のぬくもりが感じられる住宅が急ピッチで建設されておりました。
本日宿泊するホテルに移動しチェックイン後、この事業最大の目的である11月27日開催の「第2回復興市」に向けての意見交換会が行われ、こちらも仕事の都合上途中より合流の貴多野大青協メンバーと岩手の日當さんがオブザーバーで参加して頂きました。大青協から趣旨説明と福島会団さんからの出品材の種類や希望価格の聞き取りなど、福島会団さんからは避けては通れない放射性物質の基本的知識とそれに対する業界への影響や風評被害等の現実問題が提起され、また第1回復興市で尽力頂いた日當さんのアドバイス等、予定時間をオーバーするほど活発な議論が展開されました。
その後イタリアン料理の懇親会が開催され、お昼を御馳走になった清野社長と同じくOBの和田木材㈲の和田社長のお二人も参加され、福島会団メンバーとおおいに交流を深めました。福島会団の皆さんには二次会の席もご用意して頂き、今年に確立された大青協鉄板メドレー3曲にて福島会団と共に合唱し、盛り上がりは最高潮に達しました。その後、懇親会の席で清野社長が言った「今宵は大いに食べて飲んで、福島の復興に寄与するためにお金を落として下さい!」を実践するべく大青協メンバーは福島会団メンバーと共に福島の町に消えて行きました。翌日は福島会団メンバーからぜひフラダンスショーを観て帰って下さいと言われていたので、平成18年の全国大会開催地であった「ハワイアンズきずなリゾート」へ行きました。生憎の雨でしたが、沢山のお客さんが来場されており以前にお伺いした時よりも大変盛り上がっており驚きました。駐車されている車のナンバーは多くが福島ナンバーであったと見受けられましたので、地元の皆さんが復興の象徴として盛り上げていこうとする気持ちが伝わってくるようでした。フラダンスショーも予約席を確保しないといけない状況で、優雅なフラダンスショーや迫力のあるファイヤーダンスを楽しんでいると時間はあっという間に過ぎ、急いで福島空港に移動後18時に大阪伊丹空港に到着、無事怪我もなく大変有意義な交流事業であったと思います。今回の交流事業は大青協側から福島会団へ無理を言って実現した企画でしたが、大変きめ細やかな対応をして頂き大青協メンバー一同大変感激致しました。参加されたメンバーの皆さんお疲れさまでした。また美作会団との交流事業に引き続き今回の事業幹事をして頂いた藤本企画渉外副委員長、そしてなによりこの事業を含め、紀南・美作・福島の3会団との交流事業を全て取り仕切ってくれた久々山企画渉外委員長、本当にお疲れさまと共にありがとうございました。
そろそろお腹も空きだした頃に福島木青OBである清野木材㈱の清野社長が経営されている「田人味 おやじがんこそば」に移動して昼食を頂きました。腰のしっかりしたおいしいお蕎麦と名物のカニピラフに舌鼓をうち、腹ごしらえが整ったところで次の目的地の森林見学に向かいました。森林現場に到着後、遠野興産㈱の社長さんから間伐状況の説明を受け、その後遠野興産リサイクルプラントのバイオマス工場を見学させて頂きました。ここでも放射性物質の影響は甚大で、行き先の見つからないバークの山が出来上がっておりました。次に福島会団メンバーに案内して頂いたのは地震・津波によって被災し廃業に追い込まれた「常盤林業」さんの跡地でした。海岸のすぐそばにあった会社は周辺の集落と共に基礎を残して跡形もなく、場所は違いますが以前震災直後テレビで見た映像そのままが1年半たった現在、そのままの状態で放置されている現実を目の当たりに見た大青協メンバーは言葉が出ませんでした。現政府への苛立ちと、そして木青連の仲間として、いや同じ日本人として何かお役に立てることが出来ないか各メンバーの胸に沸々と込み上げてきました。
この日の最後の見学場所の木造仮設住宅建築現場にお邪魔し、仮設とは言え少し長い期間使って頂こうと木のぬくもりが感じられる住宅が急ピッチで建設されておりました。
本日宿泊するホテルに移動しチェックイン後、この事業最大の目的である11月27日開催の「第2回復興市」に向けての意見交換会が行われ、こちらも仕事の都合上途中より合流の貴多野大青協メンバーと岩手の日當さんがオブザーバーで参加して頂きました。大青協から趣旨説明と福島会団さんからの出品材の種類や希望価格の聞き取りなど、福島会団さんからは避けては通れない放射性物質の基本的知識とそれに対する業界への影響や風評被害等の現実問題が提起され、また第1回復興市で尽力頂いた日當さんのアドバイス等、予定時間をオーバーするほど活発な議論が展開されました。
その後イタリアン料理の懇親会が開催され、お昼を御馳走になった清野社長と同じくOBの和田木材㈲の和田社長のお二人も参加され、福島会団メンバーとおおいに交流を深めました。福島会団の皆さんには二次会の席もご用意して頂き、今年に確立された大青協鉄板メドレー3曲にて福島会団と共に合唱し、盛り上がりは最高潮に達しました。その後、懇親会の席で清野社長が言った「今宵は大いに食べて飲んで、福島の復興に寄与するためにお金を落として下さい!」を実践するべく大青協メンバーは福島会団メンバーと共に福島の町に消えて行きました。翌日は福島会団メンバーからぜひフラダンスショーを観て帰って下さいと言われていたので、平成18年の全国大会開催地であった「ハワイアンズきずなリゾート」へ行きました。生憎の雨でしたが、沢山のお客さんが来場されており以前にお伺いした時よりも大変盛り上がっており驚きました。駐車されている車のナンバーは多くが福島ナンバーであったと見受けられましたので、地元の皆さんが復興の象徴として盛り上げていこうとする気持ちが伝わってくるようでした。フラダンスショーも予約席を確保しないといけない状況で、優雅なフラダンスショーや迫力のあるファイヤーダンスを楽しんでいると時間はあっという間に過ぎ、急いで福島空港に移動後18時に大阪伊丹空港に到着、無事怪我もなく大変有意義な交流事業であったと思います。今回の交流事業は大青協側から福島会団へ無理を言って実現した企画でしたが、大変きめ細やかな対応をして頂き大青協メンバー一同大変感激致しました。参加されたメンバーの皆さんお疲れさまでした。また美作会団との交流事業に引き続き今回の事業幹事をして頂いた藤本企画渉外副委員長、そしてなによりこの事業を含め、紀南・美作・福島の3会団との交流事業を全て取り仕切ってくれた久々山企画渉外委員長、本当にお疲れさまと共にありがとうございました。
山川浩之 さんの日記
2012
10月
13
(土)
19:20
福島会団との交流事業
カテゴリー
活動記録
本文
平成24年9月22日(土)、伊丹空港6時45分に誰一人として遅参することなく集合した越井会長はじめ、川合・瓦野・久々山・山本・田中・山口(哲)・奥田・藤本・山川の大青協メンバーが一路福島空港を目指して旅立ちました。約1時間のフライトにて福島空港に降り立った一行はレンタカーに分乗して第一目的地の「いわき材加工センター」に移動しました。移動途中この日は祭日にもかかわらず先入観もあったかもしれないのですが、なにか静けさか漂っていた感じがしたのは私だけだったでしょうか。そうこうしている内に「いわき材加工センター」に到着しました。そこには仕事の都合上前乗りしていた清水・山口(知)の大青協メンバーが合流し、福島県木材青壮年協会の大平会団長はじめ7名の福島会団メンバーの出迎えを受けました。名刺交換もそこそこに、さっそく加工センターの概略説明のあと工場見学をさせて頂きました。やはり放射性物質の影響はあり、特に基準値の約10分の1程度のバーク(樹皮)の処理にさえ頭を抱えておられました。しかしながら木の表面には放射性物質が付着している可能性は高いが、一皮剥けば汚染されていないので、製材された「いわき材加工センター」から出荷される材については全て厳しい自主検査を行い徹底管理のもと安全な材を出荷していると説明を受けました。また最新のJAS認定検査機械を見せて頂き、また実際に実践して頂きました。
そろそろお腹も空きだした頃に福島木青OBである清野木材㈱の清野社長が経営されている「田人味 おやじがんこそば」に移動して昼食を頂きました。腰のしっかりしたおいしいお蕎麦と名物のカニピラフに舌鼓をうち、腹ごしらえが整ったところで次の目的地の森林見学に向かいました。森林現場に到着後、遠野興産㈱の社長さんから間伐状況の説明を受け、その後遠野興産リサイクルプラントのバイオマス工場を見学させて頂きました。ここでも放射性物質の影響は甚大で、行き先の見つからないバークの山が出来上がっておりました。次に福島会団メンバーに案内して頂いたのは地震・津波によって被災し廃業に追い込まれた「常盤林業」さんの跡地でした。海岸のすぐそばにあった会社は周辺の集落と共に基礎を残して跡形もなく、場所は違いますが以前震災直後テレビで見た映像そのままが1年半たった現在、そのままの状態で放置されている現実を目の当たりに見た大青協メンバーは言葉が出ませんでした。現政府への苛立ちと、そして木青連の仲間として、いや同じ日本人として何かお役に立てることが出来ないか各メンバーの胸に沸々と込み上げてきました。
この日の最後の見学場所の木造仮設住宅建築現場にお邪魔し、仮設とは言え少し長い期間使って頂こうと木のぬくもりが感じられる住宅が急ピッチで建設されておりました。
本日宿泊するホテルに移動しチェックイン後、この事業最大の目的である11月27日開催の「第2回復興市」に向けての意見交換会が行われ、こちらも仕事の都合上途中より合流の貴多野大青協メンバーと岩手の日當さんがオブザーバーで参加して頂きました。大青協から趣旨説明と福島会団さんからの出品材の種類や希望価格の聞き取りなど、福島会団さんからは避けては通れない放射性物質の基本的知識とそれに対する業界への影響や風評被害等の現実問題が提起され、また第1回復興市で尽力頂いた日當さんのアドバイス等、予定時間をオーバーするほど活発な議論が展開されました。
その後イタリアン料理の懇親会が開催され、お昼を御馳走になった清野社長と同じくOBの和田木材㈲の和田社長のお二人も参加され、福島会団メンバーとおおいに交流を深めました。福島会団の皆さんには二次会の席もご用意して頂き、今年に確立された大青協鉄板メドレー3曲にて福島会団と共に合唱し、盛り上がりは最高潮に達しました。その後、懇親会の席で清野社長が言った「今宵は大いに食べて飲んで、福島の復興に寄与するためにお金を落として下さい!」を実践するべく大青協メンバーは福島会団メンバーと共に福島の町に消えて行きました。翌日は福島会団メンバーからぜひフラダンスショーを観て帰って下さいと言われていたので、平成18年の全国大会開催地であった「ハワイアンズきずなリゾート」へ行きました。生憎の雨でしたが、沢山のお客さんが来場されており以前にお伺いした時よりも大変盛り上がっており驚きました。駐車されている車のナンバーは多くが福島ナンバーであったと見受けられましたので、地元の皆さんが復興の象徴として盛り上げていこうとする気持ちが伝わってくるようでした。フラダンスショーも予約席を確保しないといけない状況で、優雅なフラダンスショーや迫力のあるファイヤーダンスを楽しんでいると時間はあっという間に過ぎ、急いで福島空港に移動後18時に大阪伊丹空港に到着、無事怪我もなく大変有意義な交流事業であったと思います。今回の交流事業は大青協側から福島会団へ無理を言って実現した企画でしたが、大変きめ細やかな対応をして頂き大青協メンバー一同大変感激致しました。参加されたメンバーの皆さんお疲れさまでした。また美作会団との交流事業に引き続き今回の事業幹事をして頂いた藤本企画渉外副委員長、そしてなによりこの事業を含め、紀南・美作・福島の3会団との交流事業を全て取り仕切ってくれた久々山企画渉外委員長、本当にお疲れさまと共にありがとうございました。
そろそろお腹も空きだした頃に福島木青OBである清野木材㈱の清野社長が経営されている「田人味 おやじがんこそば」に移動して昼食を頂きました。腰のしっかりしたおいしいお蕎麦と名物のカニピラフに舌鼓をうち、腹ごしらえが整ったところで次の目的地の森林見学に向かいました。森林現場に到着後、遠野興産㈱の社長さんから間伐状況の説明を受け、その後遠野興産リサイクルプラントのバイオマス工場を見学させて頂きました。ここでも放射性物質の影響は甚大で、行き先の見つからないバークの山が出来上がっておりました。次に福島会団メンバーに案内して頂いたのは地震・津波によって被災し廃業に追い込まれた「常盤林業」さんの跡地でした。海岸のすぐそばにあった会社は周辺の集落と共に基礎を残して跡形もなく、場所は違いますが以前震災直後テレビで見た映像そのままが1年半たった現在、そのままの状態で放置されている現実を目の当たりに見た大青協メンバーは言葉が出ませんでした。現政府への苛立ちと、そして木青連の仲間として、いや同じ日本人として何かお役に立てることが出来ないか各メンバーの胸に沸々と込み上げてきました。
この日の最後の見学場所の木造仮設住宅建築現場にお邪魔し、仮設とは言え少し長い期間使って頂こうと木のぬくもりが感じられる住宅が急ピッチで建設されておりました。
本日宿泊するホテルに移動しチェックイン後、この事業最大の目的である11月27日開催の「第2回復興市」に向けての意見交換会が行われ、こちらも仕事の都合上途中より合流の貴多野大青協メンバーと岩手の日當さんがオブザーバーで参加して頂きました。大青協から趣旨説明と福島会団さんからの出品材の種類や希望価格の聞き取りなど、福島会団さんからは避けては通れない放射性物質の基本的知識とそれに対する業界への影響や風評被害等の現実問題が提起され、また第1回復興市で尽力頂いた日當さんのアドバイス等、予定時間をオーバーするほど活発な議論が展開されました。
その後イタリアン料理の懇親会が開催され、お昼を御馳走になった清野社長と同じくOBの和田木材㈲の和田社長のお二人も参加され、福島会団メンバーとおおいに交流を深めました。福島会団の皆さんには二次会の席もご用意して頂き、今年に確立された大青協鉄板メドレー3曲にて福島会団と共に合唱し、盛り上がりは最高潮に達しました。その後、懇親会の席で清野社長が言った「今宵は大いに食べて飲んで、福島の復興に寄与するためにお金を落として下さい!」を実践するべく大青協メンバーは福島会団メンバーと共に福島の町に消えて行きました。翌日は福島会団メンバーからぜひフラダンスショーを観て帰って下さいと言われていたので、平成18年の全国大会開催地であった「ハワイアンズきずなリゾート」へ行きました。生憎の雨でしたが、沢山のお客さんが来場されており以前にお伺いした時よりも大変盛り上がっており驚きました。駐車されている車のナンバーは多くが福島ナンバーであったと見受けられましたので、地元の皆さんが復興の象徴として盛り上げていこうとする気持ちが伝わってくるようでした。フラダンスショーも予約席を確保しないといけない状況で、優雅なフラダンスショーや迫力のあるファイヤーダンスを楽しんでいると時間はあっという間に過ぎ、急いで福島空港に移動後18時に大阪伊丹空港に到着、無事怪我もなく大変有意義な交流事業であったと思います。今回の交流事業は大青協側から福島会団へ無理を言って実現した企画でしたが、大変きめ細やかな対応をして頂き大青協メンバー一同大変感激致しました。参加されたメンバーの皆さんお疲れさまでした。また美作会団との交流事業に引き続き今回の事業幹事をして頂いた藤本企画渉外副委員長、そしてなによりこの事業を含め、紀南・美作・福島の3会団との交流事業を全て取り仕切ってくれた久々山企画渉外委員長、本当にお疲れさまと共にありがとうございました。
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