大阪木材青年経営者協議会

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大仲協共催セミナー

Date : 2012.12.15

平成24年度『新しい木材需要の創造に向けて!』~木の特徴を学び、新しい木材業の
方向性を研究しよう~と題し、9/26・10/4・10/12と3日間の研修会を開催致しました。
1日目、2日目は『ルーペで見る木の特徴と見分け方①・②』と題し、京都大学生存圏研究所教授で農学博士でもある杉山淳司先生に講師を務めて頂きました。
参加者の方には13種類の木片を教材として使いました。
まず開講挨拶を大阪木材仲買協同組合副理事長宇田靖彦様にして頂きスタートしました。
9/26(水)1日目は実習も含め針葉樹の科・属等の話や木を解剖するのに役立つ言葉や定義等を細かく講義して頂きました。
10/4(木)2日目も実習を含め広葉樹のポイントを講義してもらい、環孔材・散孔材・放射孔材と教材の振り分けや樹木の名称等クイズ形式でお話し頂きました。
ちなみに答えですが、①杉②桧③赤松④ラジアータパイン⑤米松⑥ホワイトウッド⑦欅⑧栗⑨樫⑩楢
⑪ポプラ⑫ブナ⑬米ヒバでした。7種類の針葉樹と6種類の広葉樹がありました。
2日間とも69名の出席者でした。
10/12(金)3日目『高知地域ブランド材木の取り組み』と題し、高知県より馬路村の
上治堂司村長と中土佐町の池田洋光町長に講演をお願いしました。
1部として馬路村の上治村長の講演が始まり、村の概要では歌にもあった(国道・鉄道・
信号・高校・コンビニ)がない話で盛り上がり、特別村民や村のブランド化を目指したり
農業・林業・観光と多方面に渡り村の活性化を考えて居られました。
圧巻は【ゆず】を使い色んな商品化を考え、又【木のかばん】モナッカシリーズを開発され、すべて成功されています。又、参加者全員に杉の団扇やしおりを頂き、土佐弁と興味深い話しで約1時間の講演でした。
2部として中土佐町の池田町長の講演が始まり、森林の現状、国策、間伐材の現状や裏話等
して頂き、又坂本龍一さんが代表を務められる森林再生活動を主眼に置いた団体『モアー
ツリー』と地元森林組合、高知県、中土佐町の4者で協働締結され【正しい森作りを正しく行う活動】を開始されてます。四万十ヒノキを利用した『タッチウッド』の開発を始め
間伐材の利活用もされています。docomoのCMは感動すら覚え、見入ってしまいました。
週末は忙しかったのでしょうか参加人数は51名でした。
本当においしかったです。池田町長・植田君有難う。
24名の参加者と共に高知の話や森林について熱く語り合い閉演を迎えました。
今回の3日間の共催セミナーで参加者の方々に色んなお声を掛けて頂き『よかったで』と
言って貰い本当にうれしかったです。
会長、副会長はじめ講座委員会メンバー最高でした有難う御座いました。